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ディーキャリア ブランドインタビュー

神戸 喜幸

就労移行支援事業部 事業長

「ディーキャリア」はどのようなサービスですか?

ディーキャリアは精神障がい者、その中でも発達障害に特化した就労移行支援事業所になります。社会人として働く中で、もしかしたら私も発達障害かもしれないと気づく、いわゆるグレーゾーンという方が多くいらっしゃいます。そういった方は、私たちが行政やクリニックなどと連携を図りながら、ディーキャリアでの受講を勧めます。

ディーキャリアでは、なりたい・できる・やるべきの3つに重点をおいて支援をしています。就労移行支援所というのは、最終的には再就職や休職している方の職場復帰を目指して支援をしています。
そのためにやる訓練は、アンガーマネージメントやリフレーミングといった認知行動療法により、自分自身を変えていってもらえるようにし、ご利用者さまのなりたいものはなにか、という目的の部分を、ライフプラン・キャリアプランの両面で一緒に考えることが先ずは重要です。
目的がなくては、成長や支援の方向性も定まらないので、なりたいもの(目的)を見つけたうえで次のステップへと進みます。

就労移行支援事業所は福祉サービスなので、どうしても福祉視点を持たれやすいですが、ディーキャリアは「企業視点」を重点に、社会に出て困らないよう、社会の厳しさも加味した支援をしています。
ご利用者さまの悩みで一番多いのは、職場でのコミュニケーション欠如により、人間関係がうまくいかなくなること。それを何度も繰り返した結果、発達障害と診断されるケースや、会社に行けなくなるなどのケースが発生します。

障がいには身体・精神・知的とありますが、ディーキャリアでは、基本的に精神障がい者のみの受け入れをしています。知的障がいの方の特性に、精神障がい者が対応できないということもありますので。この点は、ご利用者さまや保護者の方にもよく質問を受ける内容で、ディーキャリアが評価されるひとつのポイントとなっています。

ディーキャリアのコースは、ライフスキルコース、ワークスキルコース、リクルートコースの3つのコースに分かれています。
発達障害は、主に生活の土台が崩れることで発症に至るケースが多く、まずはもう一度生活の土台を見直し生活の基盤をつくっていくことからスタートします。自分を見つめ直し、なりたいもの、夢や目標を一緒に見つけ、それに向けた支援からはじめていきます。

基盤づくりが完成したら、徐々に実戦向けの訓練をおこなっていきます。企業目線を重視した訓練を繰り返すことによって、実際に企業で働いているような環境を体験してもらいます。最終段階では、マッチングミスのリスクを避けるために、職場体験をメインに自分自身の強み弱みを理解してもらった上で、面接指導やキャリアサポートをおこないます。

就労移行支援は、2年間しか通えないのがルール。基本的には2年間で卒業できるようサポートしますが、ディーキャリアでは8か月〜1年での卒業を目標としています。というのも、長く通うことで、就職することではなく、ここに通うことが目的になってしまうご利用者さまがいるんです。そのような就労意欲の低下を避けるため、短期間での支援で集中して、就職や職場復帰につながるよう、訓練をしています。

3つのコースの進み方は入所順ではなく、ご利用者さまのスキルをみながら決めていきます。そうすることで、競争意識が生まれ、比較対象がいることで自分の状況に気付くこともできます。
また3つのコースで分かれていても、コース別の部屋や壁も一切ありません。同じ部屋での受講や訓練をおこなうことで、実際のオフィスのような状況を体験していただき、就職や復帰した際のストレスを軽減する目的があります。ディーキャリアへかかってくる電話も、実際にご利用者さまに取っていただくこともありますね。

PCスキルを中心に教える就労移行支援事業所が非常に多い中、ディーキャリアでは、実際に社会に出てからの人間関係や、周囲との関わり方を重点にした訓練をおこなっています。

なぜディーキャリアをはじめたのか教えてください。

ソーシエグループは、「子どもから高齢者までのケアとサポートができる会社に」といった理念のもと、介護事業・障がい児学童・英会話学童・小規模保育園と事業展開を進めてきました。18歳~65歳の人々をサポートするにはどのような事業があるのか、さまざまな事業の視察を進めていく中で、就労移行支援事業所にたどり着きました。

私は前職で社長とつながりがあったことから、事業長としてオファーを頂いたのがきっかけでした。ディーキャリアの説明会や事業所視察に参加し、ディーキャリアの事業内容に感銘を受けたこと、また、社長の熱意を受けたことで、事業に携わる決意をしました。

ディーキャリアのこだわりやビジョンとは何でしょうか?

ディーキャリアが開所したことで、ソーシエグループが対応できていなかった18歳〜65歳の人々をサポートすることができるようになったことは、ソーシエグループにとって大きな一歩であると思います。「子どもから高齢者までのケアサポートができる会社に。」という、ソーシエグループの教育福祉事業のビジョンに沿った事業を立ち上げることができたのは、私も嬉しく思います。

また他事業部との連携や取り組みなども、今後どんどん深めていきたいですね。実際に、保育事業部の各園でのクリスマス会でハンドベルを披露するといった計画を立てています。人材の供給という観点で、飲食事業部・介護事業部への職場体験をおこない、ソーシエグループ内での雇用を進めるといったこともやっていきたいですね。

ディーキャリアの今後の目標とは?

川崎駅前に就労移行支援事業所は、16事業所もあり、実は激戦区でもあります。そんな中でも、1年後には、ご利用者さまや保護者の方々、行政や地域の方々に、ディーキャリアは川崎市の就労移行支援事業所で一番だね、と言われる事業所になりたいです。

2018年に開所したディーキャリア横浜オフィスは、現在定員の20名が埋まっており、さらに申し込み待ちのご利用者さまもいるので、私たちも、定員を集めることをひとつの目標にしています。
そのためには、今利用して下さっているご利用者さまの満足度を上げることや、行政やクリニックなどとの連携を積極的に図ることで、信頼関係の構築をしていきたいです。川崎市の催しや集まりには毎回参加し、準備や片付けを手伝う中で、ディーキャリア川崎オフィスを地域に根付いた事業所にしていこうと工夫しています。

個人的な目標としては、就労移行支援事業所を更に複数事業所展開していくことで、現在いるスタッフのキャリアアップに繋げること、ソーシエに対する利益の還元をしっかりおこなっていきたいですね。

スタッフやオフィスはどんな雰囲気ですか?

世話好きで、困っている人が居たらすぐに声をかけ、手を差し伸べることができるスタッフばかり。ディーキャリアでは、障がい者の方に自立をしてもらう点に重きを置いているので、ご利用者さまが将来ひとりでも困らないよう支援することができるメンバーが働いています。

スタッフは、サービス管理責任者・生活指導員・就労指導員・職業指導員・営業担当と決まった役割をベースに持っていますが、それぞれのスキルアップも考え、講習をローテーションでおこなったりもしています。

週に1度、時間を個別につくり面談をおこない、支援する側としてのスキルアップや事業所としての成長に繋げています。本部でのコース毎の研修も入社時に2週間あり、定期的な研修や訓練動画などでスタッフの講師としてのスキルも深めていくことができるので、安心して働ける環境づくりも整っています。

どんな人といっしょに仕事がしたいですか?

障がい者の自立や支援をサポートしたいといった想いなど、福祉視点を持った人に来てほしいですね。また、福祉視点が足りなくても、企業での豊富な経験を活かした、企業視点を持った上で教えることができる人だといいですね。

資格の面では、社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理士・教員免許持っている方など、教えることが好きな方も入って欲しいと考えています。教える側としての保護者対応や、各方面での配慮の仕方などもポイントになってくるので、そういった方もとても重要です。