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飲食事業部 事業長インタビュー

大須賀 和亮

飲食事業部 事業長

どのようなお仕事をしているのか教えてください。

今やっているのは、採用人事と事業ごとの数値管理が主です。
採用人事では、安定した運営を行うための人材の確保に奔走しています。

数値管理は、次のアクションのための管理でもあります。今の数値はこのくらいだから、今の目標に沿って、こういった動きをしてくださいね、というような戦略的な部分の指示出しをしています。
例えば銀のさらの場合、全体での売り上げを上げるためにはどうしたらいいのか、業務の時間短縮の取り組みや、アルバイトの採用、オペレーション教育なども数値管理から導き出しています。

あとは業務というわけではありませんが、会社全体の方針と飲食事業部の方針がブレないよう、今後の成長戦略についてよく社長と話し合っています。
今はコロナの影響もあり飲食業界はかなり厳しいです。ですが、厳しいからこそできることを一つひとつこなしていきたいと考えています。

言うとあれかもしれないんですが、社長とのズレをなくす、全体としてやっていく上での飲食事業としてのぶれもないように。今はコロナで出店も難しいのですけど、銀のさらの出店の話も出るように社長と密に話して成長戦略というのが描けるということを意識しておこなっていますね。

ソーシエグループの飲食事業部について教えてください。

はい。ソーシエグループの飲食事業部は、フランチャイズ事業(銀のさら、串カツ田中、林屋茶園)とオリジナル事業(グリとニル)の2つの事業が組み合わさっています。

もともと飲食事業部は「銀のさら」からスタートしました。その後6年ほどは銀のさらのみ運営しており、飲食事業部というよりは銀のさら事業部という感じでしたね。
徐々に会社が成長していくにつれ、経験豊富な優秀な人材も増えてきて、このままずっと銀のさらだけ運営していってもいいのだろうか、と社内で疑問が上がったんです。

宅配というのは、今は人々の暮らしや働き方、環境の変化もあり、だいぶ注目を集めるようになりましたが、当時はレストランやカフェに比べると下に見られていました。
自分たちも、直接お客さまとやりとりをするような接客もやっていくべきではないかという意見もありました。

そこで、フランチャイズであれば、自分たちの銀のさらで培った経験や知識を生かせるのではないかと、「串カツ田中」へ新たにチャレンジすることになったのです。
当時は、私も立ち上げに参画していて、オープンしたばかりの頃は、店舗運営にも携わっていました。

串カツ田中のオープンと同時に誕生したのが、当社のオリジナルブランド「グリとニル」。コンセプトから内装、メニューまですべて当社のオリジナルで作り上げました。
そこから一気に今の飲食事業部の形ができあがりはじめましたね。
串カツ田中とグリとニルの運営が安定してきたため、さらなる挑戦として「林屋茶園」に参画し、今があります。

ソーシエグループにおける飲食事業部とはどのような存在ですか?

ソーシエグループは飲食事業からスタートしたという歴史があるので、自分たちの仕事に対してプライドを持って取り組みたいという意識は常にあります。
社員のなかにもそういった想いを抱き、日々の業務に取り組んでくれている人もいるので、うれしいですね。

そもそも、当社の飲食事業部のスタイルってあまりみかけないんですよね。
宅配サービスなら宅配サービス、飲食店なら飲食店、のように、ひとつの業種・業態で複数のブランドを運営しているところはたくさんありますけれど・・・
あらゆる業種・業態で運営して成功させているというのはかなり珍しいと思いますよ。

今後もこういった「ソーシエらしさ」はあり続けてほしいですね。自分に任された店舗・ブランドでしっかり成果を出し、自分からいろいろ提案して、さらに新しい挑戦に挑んでいくというのは、ソーシエグループの飲食事業部だからこそできるスタイルだと思います。

目的意識を持って運営に取り組んでいるのも強みですね。フランチャイズの中での1番になろう!ですとか、ソーシエグループが運営しているからより良くなるよね、ですとか。地域貢献もそうですね。
ただ与えられた業務をこなしていくのではなく、向上心や目的意識を持って業務に取り組むことは、店舗やブランドの成長、ひいては会社全体の成長につながると思います。

今の飲食事業部が成功した理由は何だと思いますか?

そうですね。既存の事業を伸ばすチーム、新規事業に挑戦していくチームと役割分担をして事業を広げていったのが、うまくいったコツだったのかもしれません。

当時ははっきりと役割分担をしていたわけではないのですが、自分のやるべきことはしっかりと持っていて、でも必要な時はお互いに協力し合う、というようないいチームワークができていたように思います。

あとは多角化したことでかえって採用が取りやすくなり、人材が確保できたことは大きいですね。
宅配だけではなく、飲食店での働ける、というのは、飲食業や接客業に興味がある人にとっておもしろいといいますか、挑戦しがいのある環境だと思います。

飲食事業部の魅力を教えてください。

先ほども述べましたが、いろいろな業種・業態の業務に携われるおもしろさですね。
基本的にはひとつの業種・業態で働いてもらいますが、店長やマネージャー、事業長などキャリアアップを目指す人にはいろいろなブランドで働いてもらうこともあります。

こんなことを言うと不安に思ってしまう人もいらっしゃるかもしれないので、補足をしておきますと、未経験の状態で、いきなりいろいろなブランドで働いてね、というのはありません。安心してください(笑)
まずは自分の所属しているブランドで経験を積んでもらい、しっかりと技術を身につけた上で、自分がどう成長してしたいか、という部分を大切にしています。

そういった背景があるので、教育に関してもかなり充実していると思います。

特に、宅配サービスと飲食店の業務はかなり違いがあるので、教育も工夫しながらおこなっています。やはりお客さんが目の前にいるのといないのとでは、接客方法や心構えも変わってきますからね。

銀のさらのような宅配サービスの場合、店内にお客さまがいないため、その場ですぐに教育やフォローができる。配達時は難しいですが。ESを上げながらCSを上げるようなイメージですね。
一方飲食店の場合、CSありきになってしまうため、その場でフォローはできるものの、お客さまの目の前で教育をおこなうことは難しいです。客の前でやるな、とクレームをいただいてしまう可能性もありますから。

現場で経験を積むだけでなく、各ブランドの運営本部で、そのブランドの方針やマニュアルを学んでから店舗で実践していくといった教育方法も実施しています。
複数の業種・業態でやっているからこその強みを生かした、人材教育をおこなっていきたいですね。確実に本人のキャリアアップにもつながると思いますし。

ちなみに飲食事業部に入社した場合、どのようなキャリアアップが目指せますか?

一般社員の場合、まずは入社したブランドのオペレーションや仕事を覚えて、一通り業務ができるように経験を積んでいきます。ある程度任せられる人材へ成長したなと判断したら、店長へ昇格となります。
店長に昇格してからは、店長業務を突き詰めていくか、マネージャーや事業長などの幹部候補へさらにキャリアアップを目指すか、どちらかのルートに分岐していきます。

飲食事業部の今後の展開を教えてください。

銀のさらに関しては、今後も店舗展開を進めていく予定です。東京の雑色店からスタートして、都内数店舗、そして神奈川の小田原、西湘までエリアを拡大し続けているため、今後もエリアの拡大と店舗展開は目標として考えています。

あとは、リスクヘッジという意味でも、同一ブランドや同一エリアを集中的に展開するのではなく、あらゆる業種・業態を持っている強みを生かした事業へと成長していきたいですね。

ソーシエグループの飲食事業部だからこその強みが生きてくることで、社員たちの成長にも繋がっていくのではないかと考えています。

ソーシエグループの飲食事業部に興味を持っている方へ、メッセージをお願いします!

はい。未経験大歓迎です!(笑)
先ほども教育について少しお話ししましたが、一からていねいに教えていくので、安心して入社していただきたいです。銀のさらのデリバリーなんかは、ジャイロの乗り方からしっかり教えますし。飲食業、接客業に興味があればOKです。

あとは、いろいろな業種・業態を運営しているので、キャリアアップのために経験を積みたいという方にも、向いているのではないでしょうか。
自ら自分自身のスキルを身につけていきたい方にとって、確実に成長できる環境がここにはあると思います。